Doosan Mobility Innovationの水素燃料電池ドローンが、「ドローン・無人システム」分野で、CESベスト・イノベーション賞を受賞した。
- Advertisement -
数年前から水素燃料電池ドローンを提案し注目されてきたDoosan(斗山)だが、サウスホールの奥側には似つかわしくないくらい大規模なブースで臨んだ。今年のブースはエリア内で一番の大規模を誇る広さとなった。昨年はDoosan Mobility Innovationが手がける、ドローンのみだったが今年はDoosan本体も合わせて参加、扱う重機など総合的な展示にシフトした。ちなみにDoosanは、韓国の重工業を中心とした財閥グループだ。
通常バッテリータイプの飛行時間が20〜30分に対し、同社の水素燃料電池ドローンは2時間以上の飛行が可能でドローンの使用範囲を拡大させた。さらに、同社がDP30(ドローン用水素燃料電池パック)でも「サステナビリティ・エコデザイン・スマートエナジー」の分野で“Honoree”賞、注目すべき業績に与えられる賞を受賞した。
CTAは極めて優れた技術とデザイン競争性に関して、CES2020で28カテゴリーでCESイノベーションアワードを授与するが、ベストイノベーション賞はそれぞれのカテゴリーで最高点を記録した製品に与えられ、Honoree賞は標準点を上回った製品に与えられる。受賞製品はCESのイノベーションアワードエグジビションで別々に展示される。
- Advertisement -
これらの賞は私たちの優れた技術が認知されたという証であり、来年のCESにも参加する予定です。
と関係者が語った。2021もドローンエリアかどうかはまだアナウンスされていない。
DoosanグループChairman Jeongwon Park氏 (中央) と Vice ChairmanのGeewon Park氏 (右)