元々空撮で揺れを防ぎ滑らかな映像が撮影できるジンバルスタビライザー機能が、今大注目を浴びている。先日発売された手持ちスタビライザーカメラ「DJI Osmo」がその発端で、実際に各社から発売が相次いでいる。その流れなのかYuneec社も手持ちタイプのスタビライザーカメラ「Typhoon ActionCam」を発表した。
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新しく開発されたものではなく、同社のドローンシリーズを購入するれば同梱される物を個別に販売するようになったようだ。価格は$549.99。Yuneecでは、安価ながらもDJI Osmoよりも高性能ということを売りに、ジンバルスタビライザーアクションカムという新しい分野の市場開拓を進める。
Typhoon ActionCamに採用されているカメラは、独自開発されたCGO3。まるで空撮したかのような、驚くほど滑らかな映像が撮影可能だ。このカメラを使用すれば、手ブレはもちろん、足場が激しくガタガタな場所の撮影でも、滑らかで美しい映像が撮れる。操作も安定したグリップが搭載されており、撮影経験が無くても高度な技術を駆使した安定した撮影が出来るだろう。
搭載されているカメラは、独自開発されたCGO3 Camera 。4K(UHD)対応で1080/120fpsのスローモーション動画撮影も可能。115度の広角撮影や安定したレンズは、90分間連続使用が可能。Typhoon ActionCamには、CGO3カメラ、グリップ、バッテリーとスマートチャージャーなどが同梱。
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これまでYuneec社の多くのドローンはGoProを使う事も多かったが、Typhoonシリーズ以降はCGO3カメラを採用している。オプションでGoPro用のジンバルユニットも用意されているが今後は終息しそうだ。それは、GoPro自身が、独自ドローン生産販売を決断したこともあるだろう。Yuneecのようなドローンメーカーの多くがカメラ産業に参入を考えるとこれから様々な関連産業が、ドローン生産などに乗り込んでくることなども充分に考えることができますます目の話せない業界と言えるだろう。