エアロセンス株式会社(以下:エアロセンス)は、エアロボクラウドで提供している基準点測量機能を強化した。この強化により、1級GNSS受信機を使った1級・2級の公共測量基準点の設置が可能になり、3級・4級の基準点設置がより手軽に行えるとしている。
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1.他社製GNSS受信機のデータ処理が可能に。(観測ログであるRINEXファイルを入力)
- 電子基準点との距離が10km以上の現場でも1級・2級基準点の設置が可能になる(※1)
- エアロボマーカーと保有する他社製GNSS受信機を組み合わせて処理することで、一度により多くの点を計測できるようになる
(※1)1級GNSS 受信機(2周波)が必要
2.短縮スタティック測位に対応
1.他社製GNSS受信機のデータ処理が可能に
<表示例>
- 他社製GNSS受信機の観測位置の表示
- 他社製GNSS受信機の観測ログファイルの表示
- アップロード済みPCV補正データの選択・設定
- アップロード済みの観測ログの削除に対応
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株式会社小泉測器製作所V90plus及びV100 GNSS受信機を使った使用例>
2周波1級GNSS受信機の観測ログを入力し、20km以上離れた電子基準点の観測ログを用いて1級基準点または2級基準点を設置
1、2級基準点を現場既知点とし、エアロボマーカーによる3、4級基準点を設置
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その他、使い勝手の改善を実施>
アップロード済みの観測ログを削除し、条件を変えて再度計算を実行可能
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基準点測量機能については、今後以下のアップデートを予定>
精度の悪い新点・基線の表示・削除機能、及びその他基準点測量機能の改善
2.短縮スタティック測位に対応
十分な衛星数(※2)がある環境下では、エアロボマーカー及びGNSS受信機の観測時間を通常の1時間から20分に短縮し、エアロボクラウドで短縮スタティック測位を選択することが可能
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(※2)GPS・準天頂衛星を利用する場合は5衛星以上、GPS・準天頂衛星及びGLONASS衛星を利用する場合は6衛星以上