DJI CoPilotとMavic 2 Pro
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データバックアップを劇的に改善する「DJI CoPilot」
カメラやドローンを持って撮影旅行に出かける際のデータバックアップは悩みの種ですよね。
撮影旅行では、撮影に使ったカメラ、アクションカム、ドローンなど複数デバイスのデータを確実に保存する必要があります。一般的には、撮影データをバックアップするためにパソコンを持っていくわけですが、今回紹介するDJIとLacieとのコラボ企画で生まれたこのDJI CoPilotはそういったバックアップのワークフローを劇的に改善してくれる製品です。
CoPilot以前の、わたしのバックアップのやり方は、国内日帰り撮影旅行では、パソコンを持たずに複数のSDカードを携行し、自宅に戻ってから撮影データをパソコン経由でデータ格納用SSDにバックアップ。数日にわたる旅行では、パソコンを携行し、ホテルに戻ったらSDカードのデータをパソコンを使ってデータ格納用SSDにバックアップしていました。
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このワークフローで悩ましいのは、撮影データを現場で確認できないことです。
カメラやアクションカムなら本体液晶で撮影データを確認し、問題があれば撮り直しが可能です。しかしドローンの場合、本体での映像確認ができません。このため自宅やホテルに戻ってパソコンで確認し、そこで撮影失敗を見つけたり、もう少しこうすれば!と思っても、時すでに遅しという残念な結果になっていました。
が、しかし今回紹介するDJI CoPolotを導入後、撮影には必ず携行し、ドローン撮影時に取り出したMicroSDをCoPilotに挿入し、スマートフォンやタブレットで映像を確認することで再撮影したり、より良い撮影アングルに気付きやすくなりました。当然ですが、撮影データを確実に保存できることで旅行中の精神衛生向上にも大いに貢献してくれます。
ということでこのDJI CoPilotの仕様とスペックを紹介します。
サイズ
幅 136mm
高さ 36mm
長さ 110mm
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重量 546g
ハードディスクサイズ 2000GB
パッケージの内容物
DJI CoPilot単体でバックアップする様子をご覧ください。
CoPilot単体バックアップ
次にiPhoneをCoPilotに接続し設定メニューやディレクトリ構成について解説します。
CoPilotとiPhoneを接続して設定メニューを解説
ここまで読んで頂いた方の中にはCoPilot の内蔵ディスクがHDDであることで躊躇される方もおられるかもしれません。そこで運用でカバーする方法として、CoPilotに備わっているUSB-Aポート(写真:CoPilot Port)に、例えばSamsungのT3やT5といったポータブルSSDを装着することで、CoPilot経由でSDカードのデータをポータブルSSDに保管することが可能、これによりデータの冗長性を向上させる方法があることを付け加えておきます。
CoPilot Port
以上DJI CoPilotはその名の通り、CoPilot(副操縦士)のように我々ドローンパイロットを助けてくれる欠かせない存在であることがお判りいただけたと思います。値段は少し張りますが、日々のデータバックアップに悩んでいる方はCoPilot導入でワークフローは改善されると思います。
最後に、これまで半年ほど使用した感想をもとに、次期製品への改善要望として
- HDDではなくSSDにすることで安心感、サイズ、重量を低減
- 容量は2TBは不要だと思うので、価格上昇を防ぐ意味でも値頃感の出てきたSSD 1TBに変更
- SSD化で電池の持ち向上に期待
の三点を挙げておきます。