株式会社エアロネクストは、中国・深圳清華大学研究院(以下:RITS)の外郭団体で、主にテクノロジー企業を支援するLeaguer Group Co.,Ltd.(以下:Leaguer)と中国市場での事業展開における戦略的サポートの提供に関する覚書(MOU)を締結した。今後両社で進めるプロジェクトにあたっては、Leaguerの国際事業部総経理Zheng Xiang氏が責任者となる。
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エアロネクストの中国での展開におけるターニングポイントとなったのは、2018年11月に深圳で行われた深圳国際ピッチ大会「Nanshan “Entrepreneurship Star”Contest 2018」で総合第3位と知的財産賞をダブル受賞したことだという。
同大会の国内予選大会(渋谷)の主催者であった、RITSとLeaguer、そして同大会の主催者であった深圳市南山区人民政府と深圳市ドローン産業協会から支援を受け、中国におけるビジネス展開の可能性を探ってきた。
Leaguer Group Co.,Ltd.とは
1999年設立のLeaguerは、中国国内トップ校である清華大学と深圳市政府が共同設立したRITSの傘下企業で、中国で最も早期に設立されたテクノロジーイノベーションサービス機関の一つ。
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主に技術の産業化、産業パークの運営、投資業務を行い、テクノロジーイノベーションを生み出す取り組みを推進、支援する団体で、設立以来、イノベーションリソースや資金調達の機会提供や起業、事業のスケールアップ支援など、多くのテクノロジー企業をサポートしてきた。
エアロネクストによると、今回の提携は、同社の掲げるビジョン「ドローン前提社会の実現」と「新しい空域の経済化」の実現と、産業ドローンの社会実装化に向けた大きな原動力となることを期待するとしている。