DJIは、前面と背面にカラースクリーンを内蔵し、電子式映像ブレ補正RockSteadyを搭載した同社初となるハンドヘルドカメラ「Osmo Action」を2019年5月17日に発売する。希望小売価格は税込44,820円。
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過酷な状況にも簡単に取り扱えるように設計されたOsmo Actionは、防塵性能、耐衝撃性、防水性を備え氷点下でも動作する。前面と背面の両方に超高輝度カラースクリーンを採用。動いているシーンの構図を簡単にする独自設計機能。2.25インチの背面タッチスクリーンは、水分と指紋をはじくコーティングが施され、1.4インチの前面スクリーンは、vloggingやセルフィーを簡単にするとしている。輝度は750cd/平方メートルで、直射日光など苛酷な照明条件でも使用可能。
Osmo ActionのユーザーインターフェースであるAction OSは、3つの専用ボタンでビデオと写真の撮影モードを切り替えることが可能。SnapShot機能で、Osmo Actionの電源を入れ、シャッターボタンを押せば撮影できる。
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センサーには、1/2.3インチのCMOSを搭載し、12MPの写真や、4K/60fps、最大100Mbpsの動画を撮影可能。3枚ガラスの非球面レンズ設計により、歪曲効果を減らす。レンズキャップには、二層の指紋防止コーティングが施され、直射日光の下での撮影でもグレアを低減するという。
Osmo Actionの高性能安定化アルゴリズムは、4K/60fpsを撮影する場合でも、EISと連携して安定した動画を撮影可能。4K/30fpsでのハイダイナミックレンジ(HDR)動画撮影ができ、明暗差の激しい環境でも、ディテールを映すことができるという。
バッテリー駆動時間は、RockSteady有効時に4K/30fpsでの録画では93分、RockSteady無効時に1080p/30fpsでの録画は135分。スピーカーのほか、2つのマイクにより、音声操作機能でOsmo Actionを声で操作することが可能。
1080p 240fpsの8倍スローモーションと、1080p 120fpsの4倍スローモーション撮影や、タイムラプス撮影、カスタム露出設定により最大120秒の長時間露光を可能にする手動および半自動の設定で夜空の星を撮影可能。
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また、DJI Mimoアプリを使用し、Osmo ActionをWi-FiまたはBluetoothでモバイル端末に接続することで、カメラのライブ映像、複数のストーリーテンプレート、アプリ内クイック編集などの機能が利用できる。
本体に同梱されるOsmo Actionのアクセサリーは以下の通り。
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カメラフレームキット(カメラフレーム、クイックリリースベース、止めねじ):>
ユニバーサルマウントで追加のアクセサリーを取り付けることができ、デバイスを保護しながら、LEDインジケータ用のウィンドウからリアルタイムで確認可能。クイックリリースベースが付属しており、ベースを片手で着脱できる。
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2種類の接着式マウント(カーヴマウント&フラットマウント):>
Osmo Actionを、スケートボード、自転車、ヘルメットなどのスポーツ用品の平面や曲面に取り付け可能。
同梱物
また、今後別途発売予定のアクセサリーは以下の通り。
- 防水ケース:高強度ガラスを採用し、水深60mまでデバイスを保護
- 3.5mm アダプター:外付けのマイクアダプターを使用すると、3.5mm標準プラグのマイクを接続可能
- 延長ロッド:回転式のモバイル端末ホルダーと、1/4インチねじアダプターが付属
- フローティングハンドル:水中での撮影時にOsmo Actionを浮いた状態に保つ
- フィルター:ND、偏光子および水中フィルターを搭載。NDフィルター(ND4、ND8、ND16、ND32)は露光量を減らし、偏光フィルターは反射を減らして色の彩度を高める。水中フィルターには、海水用のオレンジ色と、淡水用の紫色がある
- 充電ハブ:最大3個のバッテリーを130分以内に同時に完全充電可能