DJIが運営する空撮写真・映像コミュニティーサイトSkyPixel(スカイピクセル)は、2018年の「Aerial Storytelling Contest」の受賞者を発表した。DJIとの共催で、今年のコンテストには141ヵ国からプロ写真家、ビデオグラファー、空撮愛好家、コンテンツクリエイターなど3万人以上の作品応募があったという。
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ビデオ部門の最優秀賞受賞者であるAin Raadik氏は、ニュージーランド、日本、そしてオーストラリアの自宅周辺の旅のコレクションを共有した。
Ain Raadik氏:自分にとって、ドローンは作品の裏側にあるイデオロギーを新しい独自の視点で共有するのに役立つ素晴らしい映像制作ツールです。一箇所に留まるのではなく、自分の人生の物語が、Inspire 2と共に新しい場所の探求を積み重ねることを通して語られています。
映像制作への情熱、体力の限界への挑戦、見知らぬ場所での探究心、これらが作品に強く影響を与える要素となっています。そして、私たちの誰もが自分の人生で情熱をかけることのできる「何か」を見つけ、それに粘り強くチャレンジできることを願っています。
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Deryk Baumgartner氏の作品「Mont Saint Michel」
写真部門のグランプリ受賞者、Deryk Baumgartner氏は、Mavic Proを使用して、霧から姿を現し、太陽の光を浴びる水のリボンで囲まれた北フランスのモンサンミッシェル にある修道院を捉えた。
Deryk Baumgartner氏:私は午前中ずっと、しつこい風と強い雨と戦いながら岩の上で撮影できる瞬間を待ち構えていました。あきらめて、立ち上がって家に帰ろうとすると、ついに太陽が昇ってきました。この写真は、あなたや私のストーリーを端的に表している気がします。つまり、人生でちょうど何かをあきらめようと思った時、もう少し長い時間それを頑張ってみてください。希望の光は、そんな時に姿を現すからです。
グランプリ受賞者に加えて、Travel(旅)、Sport(スポーツ)、urban life(都市)、Nature(自然)、Creativity(クリエイティビティ)のカテゴリーから、1位、2位、3位が選出された。ロフォーテン諸島でのサッカーの試合から、バガンでの朝の祈り、バンコクの眩いトラフィックまで、受賞作品には世界中のさまざまな場所で起こったストーリーが収められている。
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今年度の審査委員には、エミー賞や英国アカデミー賞など多数受賞している撮影監督のToby Strong氏や、オーストラリア出身の最も有名な撮影監督であり、ACSメンバーの一員であるBen Nott氏など、受賞歴のあるディレクター、カメラマンやインフルエンサーが名を連ねている。