西日本電信電話株式会社(以下:NTT西日本)は、ドローンを活用したインフラ点検の新会社「株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク」を2019年4月1日に設立、営業を開始する。
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公共インフラは老朽化が進む一方でインフラを維持する技術者は減少傾向にあり、効率的なインフラのメンテナンスは大きな社会課題となっている。その一方で、ドローンはその関連技術の進展に伴い各種点検などにも広く活用されており、作業従事者の安全確保と時間短縮につながるソリューションとして注目されているとし、NTT西日本グループもドローンによる太陽光パネルの点検ソリューションや、AIを活用し道路路面の状況を診断するサービスの提供を通じ、ドローンによる点検技術や画像解析におけるAI活用ノウハウの蓄積をしてきた。
2018年には同社で保有する橋梁や鉄塔の設備に対して、ドローンを活用した点検業務のトライアルを実施し、一定の効率化を確認できたという。これらの取り組みを踏まえ、新たに株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマークを設立し、ドローンを活用したインフラ点検・診断サービスを提供開始することになったとしている。
新会社の概要
商号:株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク
本社所在地:大阪府大阪市中央区
資本金:4億円
株主:西日本電信電話株式会社(100%)
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事業概要:>
インフラ点検のコンサル・企画からドローンを活用した空撮、AIを活用した点検診断・レポート化 等
ドローン販売・レンタル、メンテナンス、教育研修、保険取次 等
従業員数:10名程度
設立年月日:2019年4月1日
ジャパン・インフラ・ウェイマークはインフラ点検の企画・コンサルを実施し、お客に適したインフラ点検・診断サービスを提供する会社。主な事業内容は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
特徴①業務プロセスに即したインフラ点検機能をトータルに提供
ドローンによる空撮/点検はもとより、コンサル・企画/空撮/点検/診断・レポート化に至るまでワンストップで提供が可能です。
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※3 本サービスは「KnowledgeMap® 4D」を使用しています。「KnowledgeMap® 4D」はNTTコムウェア株式会社の商標または登録商標です。
特徴②幅広い点検ラインナップ
送電線鉄塔・通信鉄塔・橋梁・のり面・太陽光・風力発電設備等の様々な構造物の点検に対応します(点検・診断業務においてはAIの活用により技術者をサポート)。
特徴③橋梁点検時にも飛行可能な非GPS環境対応ドローンの導入
橋梁の下などGPSが受信できない環境でも飛行可能な、橋梁点検専用ドローンを導入しました。
ジャパン・インフラ・ウェイマークは点検、診断業務に加え、修繕計画の策定まで、幅広くお客のインフラ点検・診断業務をサポートする事業を展開し、「支える人を支えたい」というビジョンに基づき、全国の点検事業者の負担を軽減し、安心して暮らせる社会環境づくりをめざしていくとしている。