株式会社シナジーテックは、ドローンに搭載可能な、超軽量、全光束25,000ルーメンのLED照明ユニット「DL250」を開発、販売を開始。3月14日から幕張メッセで開催される「ジャパン ドローン 2019」会場にて実演デモを行うという。
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生存率の壁を突破!
災害時の人命救助活動において、48時間を境に生存率が激減する。一刻を争うような捜索活動も安全性や二次災害への懸念から出動できない状況も少なくない。このような状況で、ドローン捜索に期待が寄せられている。DL250は夜間の山間部や被災地などを安全かつ、広範囲に捜索できる画期的な照明ユニットとして、人命救助の分野に革命を起こす商品となっている。
発災と昼夜の関係を24時間で示したもの。季節を問わず1日の約半分は夜間だということ。発災から数時間で日没に達するようなケースや、そもそも夜間に発災することもあり、安全面から明朝まで捜索を控える場合もあるという。これが夜間の捜索活動が可能になれば、それだけ救える人命が増えることになる。
DL250ユニット
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DL250の特徴
2018年に鹿児島県鹿屋市にて実施された緊急消防援助隊 九州ブロック 合同夜間訓練。 (映像提供:DPCA JAPAN)
夜間訓練は、津波被害を想定した中において、夜間における捜索・救助を目的とした訓練で、DJI社 Matrice 600 Pro・ Matrice 210・Inspire2 を運用し徳島第一支部 株式会社シナジーテックによる照明用サーチライトを搭載。また、光学30倍ズームが可能なZ30、スピーカーなどを搭載し、それぞれのシーンで災害時においてドローンが有効な情報収集ツールであることを証明した。特にMatrice 600 Pro・ Matrice 210・Inspire2 それぞれの機体に搭載したサーチライトの威力を消防隊員に知るきっかけにもなったという。