気持ちよく晴れた2月16日、静岡県広聴広報課主催のドローン撮影会「ドローンで巡る伊豆の旅~ドローン撮影会 in 伊豆半島ジオパーク~」が開催された。
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この撮影会は、旅程の写真やドローン空撮コンテンツを参加者にSNSで発信してもらうことにより伊豆の魅力を広く伝えることを目的としている。集合地までの交通費と昼食代以外は無料という撮影会になっており、ドローンを持っていない女性の初心者を中心に12名が参加した。ドローンとツーリズムがうまくマリアージュした形になったと言えるだろう。
参加者の中にはInstagramerとして活躍している女性も
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三島駅に集合した一行は、まずは第一のロケ地「大瀬崎(おせざき・沼津市)」を静岡県が用意した観光バスに乗って訪問。ダイビングでも有名な水のきれいな浜辺と、先端が輪っか状になった不思議な形の岬が特徴。まずは広い浜辺で講習担当のDron é motion(ドローンエモーション)田口氏よりDJI SPARKを使って基本レクチャー。
電源の入れ方から基本的なフライト方法・撮影方法までを体験した。その後、グループに分かれてDJI MAVIC AIRを片手に思い思いに撮影。Dron é motionのスタッフがグループリーダーとなり初心者をサポートしながら「SNS映え」するコンテンツを狙って撮影を楽しんだ。
Dron é motionスタッフがサポートしながら参加者は空撮を楽しんでいた
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SNS慣れした女性らしいショットも
大瀬崎は駿河湾の奥に富士山も見える伊豆の絶景地のひとつ
昼食を途中で取りながら二ヶ所目の訪問地は「旭滝(あさひだき・伊豆市)」。旭滝は溶岩が冷え固まるときにできる五角形や六角形のヒビがむき出しになった柱状節理が見られる伊豆らしいジオサイトだ。フライトエリアが狭いのでグループでひとりずつの撮影や集合写真・動画の撮影がメインだったが、伊豆らしい自然の魅力あふれる映像が撮れていた。
旭滝は溶岩むき出しの滝に近づいて撮影ができる
帰りは旅行として忘れてはならない「道の駅 伊豆ゲートウェイ函南」でおみやげの購入。静岡名産物を取り揃えた道の駅で、旅行としての楽しみも満喫したようだ。
静岡県はドローン愛好家や一般ユーザーが生み出すドローン空撮コンテンツの観光PR効果に注目しており、今後もこのような企画を行う予定とのこと。静岡県がドローンで絶景空撮と旅行を同時に楽しめる聖地となることもそう遠くない未来に来るのかもしれない。
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