FLIR Systems Inc.は米国陸軍を支援するためのBlack HornetBlack Hornet 個人偵察システムを届ける依頼を3,960万ドルで請け負った。
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今回の契約によって納入される高性能のナノ無人航空機(UAV)システムは、兵士携帯センサー(SBS)プログラムの一環として、米軍の小隊や小規模ユニットレベルでの偵察・監視業務をサポートする。米国陸軍は、Black Hornet PRSの初回分の契約として、2018年6月に初のSBSフェーズ契約をFLIRと締結した。現在納入段階の本システムだが、現場での初期配備が進められている。
SBS Program of Recordの件で当社が米国陸軍に選ばれたことを誇りに思います。今回の契約は、世界最強の軍隊における作戦用ナノUAV大規模配備という意味で、大変重要な節目となります。
FLIRの新たな無人システム&統合ソリューション事業部門にとっても大きな一歩であり、我々の提供するナノUAV技術の急速な需要拡大を示していると思います。米国兵士を当社の無人ソリューションで守ることはFLIRにとって要となる目標です。
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とFLIR社長兼最高経営責任者(CEO)のJim Cannonはコメントした。
この契約によって、FLIRのBlack Hornet PRSの軍事偵察・監視任務における使用拡大が見込まれる。FLIRは世界中に8000機を超えるBlack Hornet ナノUAVを出荷している。無人航空システム(UAS)サポートの需要が米国内で大きく高まるなか、FLIRはケンタッキー州サマセットにあるUASサービス・修理センターの規模拡大に取り掛っている。2019年初頭には出荷が開始される予定だ。