写真の手前にあるのが「SILVERFISH 240」
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VRや専用ゴーグルを使って一人称視点の迫力あるドローン操作を楽しむFPVレーシング(first-person view)は、世界中で年々ファンを増やし、プロスポーツ化も進んでいる。NewBeeDroneはそうした市場に向けて高性能でカスタマイズしやすいドローンをパーツ単位で販売しており、CESでは小さなブースでの展示ながら注目を集めていた。
LEVIATHANフレームはシンプルで丈夫な構造でカメラも付属
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出展していたのはX型のフレームにクワッドローターが付いたSILVERFISHとLEVIATHANのビルドキットで、オプションのゴーグルもあわせて展示されていた。「SILVERFISH 240」は市販品にはないカスタマイズ性を高めたドローンで、サイズは240mmで重さは106gと軽く、振動を抑えてフライトコントロールを保護するシンプルで丈夫な造りになっている。「LEVIATHAN」も同様のデザインだがやや小さめの212mmフレームになっていて、製作用のガイドとビデオも用意されている。
ビギナー向けのAcroBeeは着せ替えカバーもある。
小型で操縦がしやすいビギナー向けの「AcroBee」は100ドル以下と値段もお手軽で、ローター部分に付いているカバーを着せ替えできる。その名前がなぜかCOCKROACH(ゴキブリ)だが、名前に似合わずカラフルなデザインが選べる。驚くのは操作性で小さなブースの中でも自在にコントロールでき、カメラの映像も大きなブレがなくて見やすい。
AcroBeeのデモ飛行の動画
ドローンレースが世界各国で開催されるようになり約3年。日本でもプロリーグが誕生するなど話題に事欠かないFPVレーシングだが、音楽やデジタルサイネージ、映像エフェクトを加えた演出でレースを楽しんでもらおうというアイデアもあり、昨年12月に東京で開催されたSIGGRAPH ASIAではデモも公開されている。新しいスポーツジャンルとしてオリンピック化を目指そうとする動きもあり、これから目にする機会が増えるかもしれない。