「NET GUARD」は空高くまで飛ばすことのできるコンセプト段階の自律型ドローンで、中国広東省の6人の学生によってデザインされた。高層ビルでの火災といった緊急事態の際のレスキューを行うドローンで、危険シグナルをキャッチすると、GPSを使って火災現場を特定する。飛んで移動するため渋滞に巻き込まれることはなく、現場に最速で駆けつけることができる。現場に到着すると、4つのプロペラ、そしてその中央にネットが張られた姿に変形する。
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空高く飛ぶことができ、空中で人を受け止めることができるのは4枚のプロペラのおかげだ。ネット自体は4層に重なったポリウレタン製で、一般男性の体重を支えられるレベルの強度を誇る。本体が備えるセンサーは、ネットに飛び込もうとしている人物を捉え、キャッチできる位置でスタンバイする。
本コンセプトは台湾で開催された今年のGolden Pin Concept Design Award(ゴールデン・ピン・デザインアワード)にて1万3千ドルの賞金を勝ち取った。
デザインを担当したのは広東省に住む以下の6人の学生たちだ。