シリコンバレーに本拠地を置くDroneDeployはドローンから詳細な航空マップと3Dモデルが受け取れるソフトウェアを開発した。このソフトウェアは世界120カ国に対応しており、なんと無料である。今回のマッピングソフトの注目すべき特徴は、無料ソフトということに加えて、マップエンジンという機能である。この機能は「ドローンメーカーに関係なく」どのドローンにもこのマッピングソフトが使えるというものだ。もちろん、SDカードやUSBケーブルなどのセットアップも不要である。DroneDeployはクラウドソリューションを得意とするメーカーで、今までも民間用ドローン向けのソフトウェアを開発しており、DJIなどのドローンメーカーとパートナーシップを組んできた。
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CEOのMike Winnによると、マップエンジンについて次のように話す。
マップエンジンを使えば、DroneDeployにデータを送るだけですべてのドローン所有者はマップと3Dモデルを作ることができます。データを送ってもらえれば、あとはDroneDeployの仕事です。ほとんどのマップは2時間以内にお届けすることができます。言うまでもありませんが、より多くの人々に我々のマッピング技術を提供できることに興奮を覚えています。また、我々は世界中に何百人もの顧客を抱えており、彼らはDroneDeployへのROI(投資対効果)について声を大にして主張してくれているのです。
農業、鉱業、建築業、そして調査を行うような企業にとって、ドローンのポテンシャルは計り知れないことは明らかだが、このDroneDeployのソフトウェアによりその効果をさらに高めることができそうだ。DroneDeployのアンドロイドアプリは現在GooglePlayストアで入手可能で、iOSも数ヶ月後にはiOS版もリリースされる見込みだ。