今回で三度目の開催となる「DJI AirWorks 2018」がテキサス州ダラスで開催中だ。DJIはそこで、ハードウェアとソフトウェアの新製品と戦略的パートナーシップを発表した。DJIのエコシステムを世界規模で拡充することで、さらに多くの企業へ空撮による生産性向上のメリットを提供するという。
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DJIは、AirWorks 2018の基調講演で、DJIのプラットフォームの有用性をより強化する以下の内容を発表。
(以下、プレスリリースより引用)
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・携帯性に優れた産業用高性能ドローン「MAVIC 2 ENTERPRISE」を発表しました。Mavic 2 Enterpriseは、ドローンを業務に活用する企業ユーザーのために、ズーム撮影、専用アクセサリーと高度なセキュリティ機能を備えています。
・実践的な飛行シミュレーションを行える「DJI FLIGHT SIMULATOR」を発表しました。経験の少ないパイロットも、これにより、業務に必要とされるスキルを身に着けることができます。また、プロユーザー向けの操縦アプリ 「DJI PILOT」の公式バージョンと、ドローンフリートを管理する「DJI GS PRO (Ground Station Pro)」ソフトウェアのアップグレード版を発表しました。
・DJIのプラットフォームを業務に活用しているパートナー企業が、空撮事例をデモンストレーションし、その有益性について説明しました。ユニオンパシフィック鉄道とAutoModalityは鉄道橋、アメリカン航空は旅客機、サザンカンパニーは送電線を、DJIプラットフォームを用いて点検業務に使用しています。また、マイクロソフトのWindowsソフトウェア開発キット(SDK)により、カスタムドローン用のアプリケーションとペイロードを、Windows 10がインストールされたPCで制御できるようになります。
DJIのバイスプレジデント兼北米地域のカントリーマネージャー、Mario Rebello氏は次のようにコメントしている。
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Mario Rebello氏:ドローンは、建設、インフラ設備、電力や保険といった産業分野の日常業務を変革しています。DJIは、AirWorks 2018で、ドローンを業務に活用している多くの企業ユーザーのために新しいツールを発表します。世界中の何十万人ものドローンパイロットによって、空撮による業務生産性の新たな基準が制定されています。DJIはパートナーとともに、今後すべてのビジネスや企業が、ドローンを日常的に業務に活用できるエコシステムを構築していきます。