この夏、ドローンの妨害によって、カリフォルニア州南部にあるサンバーナーディーノ国立公園にて起きた大規模の山火事を、迅速に鎮静することが出来なかったという事件が起きた。空から消化を試みた消防士たちは、火災現場の上空を支配するドローンたちとの衝突を避けるため、地上にとどまることを強いられたのだ。空中から放⽔水することが可能なタンカー3台すべてが使用されず、火の勢いがどんどん増していくのを許してしまった。
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悲しいことに、同じようにドローンに妨害され、空中での消火活動が満足に行えなかったという事件がこの夏だけでも数件起きたようだ。中には7人もの消防士が乗り込んだヘリコプターとドローンが衝突寸前になったという事例もある。ドローンは非常に便利なものである一方、今回のようにときに有害にもなり得る。米国連邦航空局は未だにドローンをどのように活かすべきなのか、そしていかにして空中での衝突などを管理すべきなのか見極めかねているようだ。
そんな中、米国ロードアイランド州に拠点を置くスタートアップであるDroners ioは、顧客と熟練したドローン操縦士のマッチングサービスを急展開している。ドローンを持っていない、あるいは持っていても高度な操縦方法を学びたくない人々が、マーケティングや撮影などのプロジェクト実行のために、ドローンの操縦士を雇うことができるのだ。ウェブサイト上で操縦士として登録するためには、商業目的での無人航空機の利用を行うことができるFAA333という許可証を保持している必要がある。
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Droners ioの創設者であるデーブは、創設のきっかけは、大好きなカイトサーフィンだったという。ドローンでカイトサーフィンをしている自分を空撮した映像をSNSに投稿したところ、友人たちご議論になったのg発端だという。
友人がFacebookで、その映像はヘリコプターから誰がとったものかどうか聞いてきたんだ。本当にびっくりしたよ。ドローンの活用は、みんなが日常生活の中で使ってみたいと思っていることなのに。
プロのドローン操縦士が、あなたの大切な一日を、空から綺麗に撮影してくれことを想像してみて欲しい。航空改正法が施行された今、日本でもこのようなサービスが誕生してくれるのを待ち遠しく感じるばかりだろう。