企業・自治体向け業務用ドローンソリューションを提供する株式会社ブイキューブロボティクスは、株式会社NTTデータと業務提携契約を締結したことを発表した。
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本提携により、ブイキューブロボティクスのドローンソリューションと、NTTデータの構築するドローン運航管理用ソフトウエアパッケージ“airpalette®UTM”を相互利用し複数のドローンを同時に自動運用し、設備点検・災害対策・警備監視などに活用するためのシステム開発を進めていく。さらに、両社によるドローン関連案件の共同提案を強化していく予定だ。
ブイキューブロボティクスは、ドローンを中心としたロボティクス技術と先進技術を組み合わせた業務用ソリューション事業を展開してきており、「自動化・汎用化」をテーマに、設備点検・災害対策・警備監視の3領域でサービス開発と実証実験を重ねてきた。その中で、これまでは高い専門性が必要とされていたドローンの業務運用を簡易化し、あらゆる作業を自動化できるサービスの提供を実現すべく取り組んでいたが、複数のドローンを自動運用するにあたっては管制システムの整備が必須であった。
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そこでNTTデータの提供する“airpalette®UTM”は、複数の機種・機体を遠隔地から同時に制御可能なドローン運航管理用ソフトウエアパッケージであり、ブイキューブロボティクスのドローンソリューションと組み合わせることで業務効率を向上させるとともに、安心・安全なドローン運航を実現させることが可能になった。
業務提携の内容は以下の通り。
- VRJの自動運用システムのドローンソリューションと、NTTデータのドローン運航管理用ソフトウエアパッケージairpalette®UTMとの相互利用に関する開発
- ドローン関連案件への共同提案・販売強化
ブイキューブロボティクスは、これまで自社サービス向けに開発してきた複数機種/機体のドローン自動運用技術を提供することで“airpalette®UTM”の機能強化をサポートし、更にはドローンの業務運用に際して空域管制を必要とする顧客に対し、NTTデータと共同で提案できる体制を作っていく予定だ。