株式会社ルクレは、国内シェアNo.1の電子小黒板アプリ『蔵衛門工事黒板』にDJI製ドローンを操縦し電子小黒板入り工事写真を空撮できる機能を搭載した『蔵衛門工事黒板 Drone』のプロトタイプ版を開発し、モニター試用を希望する現場の募集を4月24日から始めた。
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iPhone/iPadに本アプリをインストールすると、DJI製ドローン「Phantom」や「Mavic」を使用して、現場空撮と電子小黒板を合成し撮影することが可能となる。さらに、ドローンで撮影した空撮写真も地上で撮影した工事写真と同じように台帳へ自動保存でき、撮影後の写真管理の負担を軽減させることが可能。
i-Constructionを推進する“電子小黒板”と“ドローン”
国土交通省が進める「i-Construction」では、情報通信技術(以下、ICT)の全面的な活用を掲げ、建設生産システム全体の生産性向上を図っている。建設業界全体で、デジカメに代わりスマートフォンやタブレットで電子小黒板入りの工事写真を撮影する現場も急速に増加しており、2020年には2人に1人の現場監督が電子小黒板を使用すると予想されている。工事写真の撮影・管理は、発注者への施工状況の報告や、工事の品質を証明するために欠かせない作業。
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ダム、橋梁、トンネル、高層ビルなど、危険を伴う場所での工事写真撮影におい“電子小黒板”と“ドローン”という注目のICT技術を活かした『蔵衛門工事黒板 Drone』は、現場の安全確保・業務効率化に大きく役立つと考えている。
モニター募集については以下の通り。『蔵衛門工事黒板 Drone』プロト版を使用し、電子小黒板入り工事写真の空撮を試したい現場を募集。DJI製のドローンを所有している現場には、アプリを無償で提供。また、ドローンを持っていない現場には、貸出も行う。