アメリカのスポーツ業界は常に最新のデジタル技術を積極的に取り込もうとすることで知られている。CESの中でもスポーツ分野は重要な位置を占めていて、ユニークで革新的な製品がいろいろ登場している。これも一種のドローンとして見ていただきたい。
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テニスでは欠かせない、単調な球拾いをしてくれるTENNIBOTは、自分で周囲に落ちているテニスボールをカメラと複数のセンサーを使って的確に見つけ、ケースに集めてから指定した場所まで運んでくれる。コントロールは専用アプリで行い、球を拾う範囲を決めることができる。球を拾った回数やこれまで何回練習したかをカウントできて、そのままソーシャルメディアに投稿できる。プレイ中ではなく休憩中に球を拾い集めるのに使い、多くのテニスボールはフェンス際に落ちているのでそれほど時間はかからないという。コート内をてきぱき動くTENNIBOTを見るのは、練習の時の気分転換にもなるかしれない。
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昨年のCESに登場して注目を集めていたが、今年はCES 2018 Innovation AwardsのRobotics and Drones部門に選れ、他にも米国で開催されている数々のスタートアップイベントでも優勝したり入賞している。現在、プレオーダーを受付中で、発売はIndiegogoを通じて行う。900ドル程度にするとのことだが、事前登録するとアーリーバード価格を通知してくれる。商品は年内には配送される予定だ。
▶︎TENNIBOT