ドローンを使えば素敵な写真が!
新年初回です!クリエイティブ・ディレクター長澤宏樹です。今年もドローンを使った色々な企画を立てて実行していきますので、宜しくお願いします!
- Advertisement -
ところで皆さん、少し日はたってしまいましたが、今年は年賀状出しました?もともと僕は、年賀状、そんなにやらない方なんです(苦笑)。こんなにインターネットが普及してお互いつながっている時代で、年賀状って…、なんだかどうしても滑稽な感じがしちゃうんですよね…(ごめんなさい。あくまでも個人的な意見として聞いていただければ)。
ハワイにいた4年間は年賀状プレッシャーが一切なく、実に優雅な年末を過ごすことができていたわけなんですが、やっぱり日本に帰って来ると、どうしても「年賀状」書かなきゃいけないかなー、っていう感じになりますよね。
あー年賀状どうしようかなー、なんかモチベーションあがらないなー、どうせ作るなら面白いことやるかー、てなことをうだうだと考えていたら、知り合いが「ドローンを使って年賀状を撮影してほしい」と依頼してくれたんです。
- Advertisement -
「お、それは面白いね」ということで、思い立ったが吉日。せっかく湧いたアイデアはカタチにしないと気が済まない性分なのはご存知の通り。
題して
「年賀状写真をドローンを使って撮影しよう!!!」>
という企画で、昨年末に実験的に取り組みました。ぜひ、今年の年末は試してみてください。
- Advertisement -
まず最初の撮影は、茅ヶ崎のビーチで行いました。和気藹々と意見交換をしながら、ドローンらしい写真がたくさんとれました。
毎回のことですが、やってみてわかったことがあるので、これまたシェアしたいと思います。
気がついたポイントは3つ。
1)ドローンのモード選びが大事
今回の企画は動画の撮影ではなく、あくまでもスチル撮影なので、極力ブレのないモードにしておくのが大事。Mavic Proでいうなら、Sモードより、Pモード。その中でも、動きがゆっくりになるトライポッドモードがオススメ。あとは、より撮影現場をインタラクティブに楽しく演出するのであれば、ジェスチャーモードに切り替えて、モデルの人たちが自分のタイミングで撮影する、というのも一つのアイデア。
2)フォーカスに注意
ドローンでスチルを撮影する場合、フォーカスに気を配る必要がある。基本が俯瞰からの撮影なので、撮影するモデルさんだけにフォーカスを合わすことはできない。モデルさんと同時に、砂浜(や地面)にもバッチリフォーカスが合ってしまう。つまり、周辺に落ちているちょっとしたゴミも写ってしまうので、撮影前に周辺を綺麗にしてく必要がある。
3)あらかじめ構成を考えておく
ドローンは、普通のスチル写真の撮影とは違い、無限に角度のバリエーションを増やすことができる。その自由度はとても魅力的ではあるものの、制限された時間の中では、ある程度決め込んで撮影しないと収拾がつかなくなってしまう。よって、事前にサンプルを見せたりしながら、撮影するカットをあらかじめ決めておくことが大事。
あとは、細かいポストプロダクションでの注意点としては、DJIのMavic proは、静止画の仕様は、4000×3000ピクセルの72dpiとなっているので、印刷に出す際には(印刷業者によっては)データのdpiを上げる必要があることもわかった。
と、そんな感じで、初回の撮影のこれらの反省を、その後の撮影に生かしつつ、最終的には、ドローン年賀状っぽい写真の撮影ができました。一部だけちらっとお見せすると、こんな感じです。
というわけで、そんなことをしながらバタバタと師走を駆け抜けた感じですが、動画だけでなく、“ドローンを使って静止画を撮る”という分野にちょっとした手応えを感じることができた年末となりました。今年は、動画だけでなく、静止画もちょっと掘り下げていこうと思っています。
今日のコラムの模様はvlogにもしているので、興味ある方は、撮影風景など、こちらをご覧ください。
次回はどこからお届けしようかな(笑)。またお会いしましょう〜!マハロ!
ちょこっとPR
本編に登場するHIROKI NAGASAWA VLOGはこちらから。定期的に更新していますので、ぜひチャンネル登録をお願いします。
長澤宏樹の初著書 「思いが伝わる!心を動かす!アイデアを「カタチ」にする技術」がアマゾンにて販売中!選ばれる企画をつくるにはどうすれば良いのか。博報堂グループで数々の実績を上げてきたクリエイティブ・ディレクターの著者が、企画のつくり方について、解説している一冊(Kindle版も同時発売中)。