ドローンを用いて空撮や測量などを行う「空撮サービス」の運営を行っている株式会社八進は、国土交通省が土木建設分野で推奨している「CIM(Construction Information Modeling/Management)」と、それを基調として建設分野の労働にイノベーションを促進する総合的な土木建設モデルである「i-Construction」について解説した動画を、YouTube上で公開した。動画は字幕機能を備え、英語の字幕にも対応している。
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■i-ConstructionによるドローンとCIMの活用概論
CIMは、土木建設分野における「調査」「設計」「施工」「検査」の一連のプロセスにおいて、ICTを活用することで業務効率化を図る試み。業務効率化の問題、労働状況の改善や利便性の向上を試みる土木建設分野のモデルとしてCIMを基調としたものが、総合的な建設モデルがi-Constructionである。国土交通省は2012年からCIM事業を開始し、2015年までに165件の業務で試行を行うと共に、2016年には2025年を目標に労働現場の生産性を2割向上させることを目標に掲げ、i-Constructionを試みの要としている。
八進は、2013年に「試験所の検査能力に関する国際規格」であるISO/IEC17025:2005の認定を放射能測定の分野で受け、農林水産省指定の検査機関として、国内外の流通で必要となる放射能測定業務を行っている。ドローンを用いて空撮や測量などを行う空撮サービスの運営を開始し、2017年8月にはISO/IEC17025:2005の認定を受け、ドローン測量における精度保証を行っている。認定情報は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
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- 試験・測定対象:構造物、地形
- 試験の内容:ドローンを活用した3D画像解析測量
- 適用された仕様・標準:「UAVを用いた公共測量マニュアル(案)(平成29年3月改正国土交通省国土地理院)」に基づく無人航空機による空中写真を用いた数値地形図作成
- 使用機体:DJI社製 Inspire2
- 認定機関:ISO17025 試験施設認定機関PJLA
▶︎株式会社八進