Atlas Dynamicsは、米国ラスベガスで開催されたInterDrone 2017にて、Atlas Proドローンプラットフォームの自律有視界外飛行用に開発された充電ステーションAtlas NESTを公開したという。
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Atlas NESTは、ドローンが着陸して充電を行うタイプの充電ステーションで、充電中は機体を保護する。これにより遠隔地における有視界外飛行が可能になり、飛行距離も拡大した上、迅速度も増した。Atlas Proが遠隔地において飛行時間延長のため充電を必要とした場合、自らが充電ステーションに向かい充電を行う。任務が完了まで飛行を続けることが可能となった。同社のマーケティング最高責任者Guy Cherni氏は次のようにコメントしている。
Cherni氏:Atlas NESTは単なるドッキングステーションではない。自律飛行が可能なドローンの実現という同社のビジョンに極めて重要な構成要素である。自律飛行可能なドローンの開発ミッション「OS」に加え、Atlas NESTの最終目標は、極めて高度な技術をあらゆる業界の専門家たちが利用できるツールにすることである。もちろんAtlas NESTがもたらす自動化がその目標を実現するための鍵となる。
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電動・非電動式としても使用できるAtlas NESTは、Atlasが専門家向け市場に売り出すドローンプラットフォームソリューションの一部でInterDrone 2017にてAtlas Proの性能を実演した。プラットフォームの性能を即応能力、目標地点までの飛行時間短縮を可能にできるよう設計されたAtlas NESTによりAtlas Pro性能がより向上することを実証したという。