DJIの発表によると、事業部門のバイスプレジデントを務めるRoger Luo氏が、新たにプレジデントに就任したという。創設者のFrank Wang氏は、CEOとして、DJIの製品開発を引き続き統括するという。次のようにコメントしている。
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Wang氏:現在DJIでは、世界中で11,000人を超えるスタッフが17地域のオフィスで勤務しています。DJIがグローバル市場で成長を続けるために、事業部門のマネジメントをより強化する必要があります。今回の就任により、変化を続けるDJIの顧客基盤を深く理解するとともに、販売代理店やパートナーとの関係を強化します。
Roger氏は、経営幹部として優れたマネジメント能力を持ち、事業部門で素晴らしい実績を挙げています。2015年の入社以来、空撮映像業界をリードするDJIの全てが、彼のリーダーシップのもとで成長を続けています。
Luo氏は直近の2年間、購買、生産およびロジスティクス部門を統括し、DJIの技術に対する市場ニーズの高まりに対応するため、同社の能力を拡大し、自動化という要素を追加するなど、さまざまなイノベーションを推進してきた。
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DJI入社以前は、Apple、Foxconn、Siemensなどの企業でソフトウェア/ハードウェアエンジニアリングおよび製品管理を担当していた。InnoLuxとBenQ Corporationでは製品管理、グローバルマーケティングストラテジー、購買、セールスおよびアフターセールスを歴任。またLuo氏は、国立台湾大学で工学の学士号を取得し、米国カリフォルニア州のサンタクララ大学でコンピュータ工学の修士号を取得している。
Luo氏:DJIは急成長するテクノロジー企業であり、業界にとっても、非常に素晴らしい時期です。私は、DJIの才能あふれるチームと一緒に仕事ができること、そしてDJIの技術が実現するクリエイティブな可能性をみなさんと共に探究し、さらに拡大していくことを楽しみにしています。
なお、Wang氏はDJIの製品開発を引き続き統括し、商業、行政、科学、芸術、調査およびレクリエーション利用のあらゆる可能性を高めていくという。