DJIは、小型ドローン「DJI SPARK」に新しい撮影機能を追加した。追加機能は以下の通り。
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- ジェスチャーモードでの動画撮影機能「録画の開始/停止」
- QuickShot(クイックショット)機能における飛行設定の強化
- 180°のパノラマ写真作成モードと写真解像度の向上
ジェスチャーモードでの「録画の開始/停止」機能は、SPARKの正面から2m以内で、片腕を地面と平行の状態から約45°の角度になるまで上げ、SPARKがジェスチャーを認識するとフロントLEDが赤色にゆっくりと点滅する。フロントLEDが素早く点滅すると、カメラの録画準備が整った状態となり、録画を停止するには、再度、腕を約45°の角度まで上げることで録画の開始/停止が行える。
QuickShotでは、Circle(サークル)モードとHelix(螺旋)モードにおいて飛行方向を選べるようになった。Dronie(ドローニー)モードでは柔軟な高度設定が、Rocket(ロケット)モードではカメラピッチが改良され、滑らかな撮影が可能。
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また、搭載されていた垂直・水平方向のPano(パノラマ)モードに加え、21枚の写真をつなぎ合わせて、180°パノラマ写真を作成するモードが追加された。ActiveTrack(アクティブトラック)とジェスチャーモードにおける写真解像度も強化され、1,200万画素の解像度で、静止画のサイズは3968×2976ピクセルで撮影が可能。
送信機の入力感度の改善、機体と送信機間の接続性の向上、インテリジェントバッテリーシステムのフライトログの改良など、総合的な性能も強化されている。これらの機能を有効にするには、最新のファームウェアの更新が必要なほか、AndroidとiOS用アプリ「DJI GO 4」の最新版へのアップデートが必要。DJIシニアプロダクトマネージャー、Paul Pan氏は次のようにコメントしている。
Pan氏:今回、世界中のユーザーから届いたフィードバックや要望を基に新機能を追加し、SPARKの性能を強化することでき、大変嬉しく思います。誰もが簡単に楽しめるカメラドローンにする、という私たちの想いが、今回のアップデートで実現しています。SPARKは、今まで一度もドローンを飛ばしたことのない人でも、本当に簡単に操作できます。