以前お伝えした、ハウステンボズとIntel協業による「インテル®Shooting Star™ ドローン・ライトショー」が、絶賛開催中だ。そこで今回はドローン・ライトショーでオフィシャル空撮カメラマンを務めたあおぞら映像の田本久氏にその模様をお聞きした。
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田本氏:330グラムの小さな機体が勢いよくプロペラを回し始め離陸スポットから飛び立ちます。300機分のプロペラ音はまるで蜂の大群ですが、意外に静かなことに驚きます。逆に撮影用のInspire 1Proの方がうるさいくらいです。
撮影に関しては、光量を抑えてスタート地点に向かいフォーメーションを組みましたが演出上の都合、下から見ていても何処に機体が有るのか判断しづらいのが悩みどころでしたね。
安全マージンを取った距離に撮影機体を浮上させて待機すると突然LEDが点灯して三匹のマンタが夜空を舞いはじます。それは生きているかの様にしなやかに羽ばたき、美しさに我を忘れるほどです。しばらくすると余韻に浸る間も無くマンタは姿を消してハウステンボスに纏わる様々なフォーメーションに変更します。LEDが無点灯時は、距離も解らないので近付くと危険な撮影でした。高度を上げると街の灯りと重なりドローンのLEDが目立たなくなるので、夜空をバックにドローンを撮影することでうまく映える撮影となりました。
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140メートルほどの立方体の空間を右に左に移動しながらドローンでないと表現出来なかったアートは圧巻です。最後に『HTB25』『intel』という文字が出るが角度によっては全く解らないので正面のウォーターマークホテル側から見るとハッキリ解ります。さらに近くで見た方が迫力有るのでアムステルダム側から見るのもオススメです。何度も通っていろいろな角度で楽しむのが一番いいです。
8月5日まであとわずかではなるが、夏休みの思い出に、是非ハウステンボスに出かけてみてはいかがだろうか?