昨年秋「未来のクルマ」をコンセプトにした新しいタイプの、レースを楽しむためのドローン「DRONE RACER」が登場してはや9ヶ月。ついに新型のボディを搭載した「bpod」と、新しいカラーリングの「G-ZERO Pastel Rainbow」が新発売となった。今回、発売前のbpodも含めて編集部で実機を触る機会を得たので、じっくりと見てみたい。
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新ボディ「bpod」は2017年7月28発売!ボディデザインは工業デザイナー根津孝太氏
丸みを帯びた近未来的なデザイン
bpodは、まさに近未来的なクルマのデザイン。多くのメディアで話題をさらった電動バイクの「zecOO」をはじめ、トヨタ自動車のコンセプトカー「Camatte」「SETSUNA」、ダイハツ工業「COPEN」の開発などを手がけたznug design 根津孝太氏のデザインだ。
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正面からのビューもカッコイイ
「pod=繭」の名前の由来にもなっている丸みを帯びたデザインは、今までのDRONE RACERにはないものだ。また、テールバインダーがテールランプの光を誘導するようになっており、電源を入れると未来感たっぷりにライトアップされる。さらによく見るとコックピットにはパイロットがいるのだが、インパネまで再現されているは、クルマのデザインを多く手がける根津氏ならではのこだわりか。非常に細部まで作り込まれているのが嬉しい。
横から見ると空気抵抗が少ないデザインであることがわかる
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後ろから見たときのデザインも手を抜いていない、作り込まれたボディ
電源を入れるとライトアップ。近未来感がさらに増す
テールバインダーはテールランプから光を誘導する仕組み
コックピットにはパイロットが。よく見るとインパネも再現されている
実際にフライトさせてみると、発売当初のDRONE RACERよりも安定感が増した感じ。離着陸の際も機敏に動く。これはファームウェアのバージョンアップによって機体の安定性や動きが最適化された結果だという。DRONE RACERの設定を変更できるアプリ「セッティングマネージャー」を使うとファームウェアのアップデートができるので、すでに機体を所有しているユーザーはアップデートしてほしい。
女の子にも楽しいDRONE RACER「Z-ZERO Pastel Rainbow」
Pastel Rainbowはその名の通りパステルカラーの可愛いデザイン
もうひとつご紹介したいDRONE RACERは、すでに発売中のZ-ZERO Pastel Rainbow。見ての通りZ-ZEROのカラーバリエーションだが、シャシー/プロペラの成型色までいじってしまった意欲作!可愛らしいパステルカラーは女の子に評判です。さらに憎いのは、デコレーション用のステッカーが付属すること。オリジナルのデザインにアレンジしたり、スパンコールでキラキラにしても可愛い。
ライトが光るとデコレーションされたような感じにもなる
機体シャシーがパープル、プロペラがピンクの新成型色
ボディもパステルカラーの塗装済み
「ドローン女子」のミドリちゃんとメイちゃんもかわいいデザインに大盛り上がり
デコレーション用ステッカーも付属する
女の子でも少し練習するだけで遊べてしまうのがDRONE RACERの魅力
今週末7月29日(土)・30(日)はドローンレーサーイベントも
7月29日(土)・30(日)は、MEGA WEBトヨタ シティショウケース1階(江東区青海1-3-12)にて京商主催のイベントも開催される。本格的なレースが楽しめる「DRONE RACER OFFICIAL RACE」(29日定員、30日は空きあり)のほか、その場で申し込める体験会も実施される。週末はぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。