2017年6月1日(木)~6月2日(金)に、静岡にあるガーデンヴィラ白浜にて、「ムービーマスタープログラム」が開催される。株式会社アルマダス代表取締役の吉田泰行氏がドローンやカメラジンバルを活用した映像制作ノウハウを、2日間にわたり解説する。
同プログラムでは室内セミナーに加え、伊豆半島の田牛海岸をロケーションにした、屋外でのドローンやカメラジンバルの撮影実践講座もカリキュラムに入っており、最新の映像制作に関するすべてを学べる内容となっている。
これから映像制作の業務で開業を考えているユーザー、法人・個人事業主の映像クリエイター、ドローンやカメラジンバルを活用しているカメラマン、DJI製品の有効的な活用方法を知りたいユーザー、ドローンやスタビライザーを使用して制作を行うユーザーなどが対象。受講料は税別148,000円。定員は15名まで。
講座内容
■1日目
ドローン飛行安全
1.ドローン飛行の心構え
(1)安全対策
(2)法令遵守
(3)ビジネス上の留意点
2.航空法
(1)飛行禁止事例
(2)飛行禁止エリアでの申請
3.事故事例
(1)機体の暴走
(2)操縦ミス
(3)バッテリー異常
(4)電波干渉
(5)DJI GOアプリの設定ミス
(6)ライブ会場等の事故
4.安全対策
(1)日常点検
(2)バッテリー管理
(3)ファームウェア
5.保険・損害賠償
(1)対人・対物保険
(2)機体保険
カメラ基礎
1.レンズ及び焦点距離
(1)写真用レンズ
(2)シネマレンズ
(3)空撮用レンズ
(4)ワイドレンズ
(5)ズームレンズ
(6)ズームレンズとF値の関係
2.センサー
(1)M4/3規格
(2)フルサイズ
(3)Super 35
(4)それぞれのセンサーの特長
3.シャッタースピード
(1)シャッタースピード入門
(2)NDフィルターの必要性
4.ISO
(1)ISO基礎
(2)カメラのセンサーとISOの関係
5.解像度
(1)FHD
(2)4K
(3)Beyond 4K
6.ビットレートとコーデック
7.ダイナミックレンジ
(1)ダイナミックレンジ基礎
(2)log
(3)RAW
(4)8bit vs.10 bit log
(5)RAW vs.log
空撮カメラ基礎
1.カメラのモデルとその特長
(1)X3
(2)X5
(3)X5R
(4)GH-4
(5)A7S
(6)RED/C300 MKII
2.空撮に適したドローン
(1)ビジネスモデル
(2)システム構成及び単価設定徴
3.カメラワーク
(1)悪い例
A:単調なカメラワーク
B:単調な編集
C:色飛び
D:急激なジンバル操作
E:撮影意図がない構図
(2)良い例
A:滑らかなジンバル操作
B:意図した構図
C:迫力ある構図
(3)技量に応じた撮影
4.空撮時の心構え
(1)自らの限界を知る
(2)安全第一と法令遵守の精神
■2日目
Ronin/Osmo基礎
1.製品紹介
(1)Ronin Series
(2)Osmo
2.撮影現場に適したジンバル
(1)CM/映画
(2)企業PRビデオ
(3)ウェディング・その他のイベント
3.ジンバルを使用した映像制作例
地上・空撮カメラワーク
1.空撮と地上映像の組み合わせ方
(1)役割分担
(2)空撮の限界
(3)レンズの選択
2.撮影に必要な機材
(1)ドリー
(2)外部レコーダー
(3)マットボックス
(4)DIT
3.撮影現場でのルール
(1)機材の整備
(2)バックアップ体制
4.体験撮影会
(1)公開制作デモ(撮影~編集~完成映像お披露目)
(2)機材のお試し撮影タイム
■ドローン映像制作基礎講座概要
定員:15名
開催日時:2017年6月1日(木)~6月2日(金)
1日目13:00~16:00
2日目8:30~15:00
開催場所:ガーデンヴィラ白浜
お問い合わせ
Mail:Support@jp-drone.com
http://jp-drone.com/
TEL:050-3562-3768
担当:北原(※お問い合わせの際は「ムービーマスタープログラムの件」とお伝え下さい)