DJIは、最大輝度2000cd/m2のスクリーンを搭載したモニター「CrystalSky」3種類を発表した。各サイズの価格と発売時期は以下の通り。
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- 5.5インチ(1000cd/m2):税込60,800円
5月中旬出荷予定 - 7.85インチ(1000cd/mm2):税込90,600円
5月中旬出荷予定 - 7.85インチ(2000cd/mm2):税込129,000円
6月上旬出荷予定
CrystalSkyモニターは、5.5インチと7.85インチの2サイズ。7.85インチの場合、最大輝度は2000cd/2。専用のストロング・ライト・モードは、画像をリアルタイムで処理するために設計された。Cendence送信機に直接取り付け可能で、その他のDJI送信機には、専用のマウンティング・ブラケットを使用して取り付ける。2セルの容量4920mAhの補助的な外付けバッテリーにより、長時間の操作が可能。
モニターの電源を完全にオフすることなく再充電が可能。急速充電に対応し、低温環境下でも放電率をコントロールしするとしている。7.85インチ画面の最大稼働時間は4~5時間、5.5インチ画面の最大稼働時間は5~6時間。動作環境温度は-20度から40度。DJI Go、DJI Go 4、DJI Pilotアプリと連携し、高速記憶装置とエンコードされた4K動画の再生を行うための2つのmicroSDカードスロットを搭載している。
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デュアルSDカードスロットを搭載し、ストレージ容量の拡大が可能なほか、SDカードに録画された映像を直接モニターで再生も行え、映像のバックアップとしても使用可能。また、DJI Goに組み込まれているエディターを使用して編集が行え、ソーシャルメディアへのシェアが容易に行える。H.264とH.265の動画コーディングに対応し、ファイルはそれぞれ60fpsと30fpsで再生可能。動画はHDMIポートから出力できる。
同社シニアプロダクトマネージャーのPaul Pan氏は、次のようにコメントしている。
Pan氏:捜索隊からソフトウェア開発者、映像制作者や建設関係者といったプロフェッショナルユーザーは、DJIの空撮プラットフォームや手持ち型スタビライザーに、極めて高度なパフォーマンスを求めています。DJIは、そのようなプロフェッショナルユーザーが、これまでにないパワーと、正確かつ高い操作性で業務を的確に遂行できるツールを提供することを約束します。
なお、CrystalSkyモニターは2017年4月22日から27日(米国時間)に米国ラスベガスで開催されているNAB2017の同社ブース(セントラルホール/C2807)にて展示されている。また、NAB2017において、カスタマイズ可能なマルチプラットフォーム送信機「Condence」と高利得アンテナ「DJI Tracktenna」も発表した。