西日本電信電話株式会社(以下:NTT西日本)と株式会社エヌ・ティ・ティネオメイト(以下:NTTネオメイト)は、ドローンを活用した太陽光パネル点検ソリューションの提供を開始した。
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太陽光パネルの点検は、2017年4月1日からの法改正による点検厳格化や、発電設備の老朽化による故障率増加に対応するべく効率化が求められており、ドローンの活用ニーズが高まりつつある。NTT西日本グループは2016年9月から5ヶ月間実施したフィールドトライアルの結果を踏まえ、メガソーラー事業者向けの太陽光パネル点検ソリューションの提供を行う。
同ソリューションは全国を提供エリアとして、飛行申請からドローンを活用した撮影、撮影画像・映像の加工・解析、レポート作成までを提供。ドローンやサーモカメラ等の技術を活用したメガソーラー点検業務を行う。また、ドローンの自動航行機能により、高さ、角度をコントロールしながら空撮を行うため、撮影漏れを防ぎ、全パネルを均一な品質で撮影することが可能となる。
NTT西日本は、ICTを活用した同ソリューションの企画検討、アライアンスの推進や、スマート光ソリューションの実績、さらにNTT研究所技術・ノウハウのほか、空撮データの送受信に関わるネットワークサービスを提供し、NTTネオメイトは、ドローンとサーモカメラを使用した画像および映像データの取得、分析等の点検作業を通じたノウハウを蓄積していくとしている。同ソリューションの提供料金は税抜15万円から。
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今後同ソリューションは、NTTグループのAI技術「corevo」の一つである変化点検出技術を中心に技術連携を図り、異常解析をさらに高品質かつ短時間に実現できるシステム開発を推進していくという。