次世代の人口脳の開発を目指しているErle Robotics社は、Linux(Ubuntu)ドローンを自分で組み立てることのできる低価格キット「ERLE-COPTER DIY UBUNTU CORE DRONE KIT」を発売した。材料と組み立て手順が付属された同キットは赤/白または黄色/黒色の配色が用意されており、全ての工程を一歩ずつ丁寧に踏めるように設計されている。なお同製品はDronecode Foundationより技術提供及び資金援助を受けている。
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付属の「Assembly Guide」は誰でも自分のスマートドローンを作れるようになるべく予備知識を省いて書かれており、「Operation Manual」はオートパイロットやAPM等の基礎的な仕組みを紹介している。
発売後の大きな反響を受け、Erle Robotics社は現地で「Linuxドローンを作ってみる」セッションを開催した。参加者にドローンの組み立てやメンテナンスに関する講習を行い、APM、GCSおよび安全面について説明した。2週間という期間で行われた同セッションは大成功を収め、集まった15人の生徒も大変満足して終わったという。最終日にはErle Robotics社の社内見学も行われ、エンジニア達がどういった仕事をしているかを紹介した。
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本セッションを自国でも開催したいと思う人に対してはからコンタクトすれば、教材やコンテンツを紹介するとしている。ドローンの認知度や信頼性を上げるという意味でも、DIYドローンを通したドローン教育を是非とも日本でも定着すれば、面白いのだがいかがだろうか?引き続きDRONE編集部でも追って行きたい。
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