Kailas Roboticsは、ドローンなど移動体に搭載可能な小型・高性能ロボットアームを開発しており、2023年の経産省が主導するGSAPのDeep Techコースに採択され、UC Berkeley SkyDeckやボストンのCIC Cambridgeに参加し研鑽を積んできた。
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2024年4月にはアメリカ・カリフォルニア州サンディエゴで開催されたAUVSI XPONENTIALに初出展。2025年1月にラスベガスで開催されたCES 2025においてInnovation Awardを受賞し、日本パビリオンで開催されたGlobal Pitch Battle(ロボティクス部門)で優勝している注目のスタートアップ企業だ。

ミネベアミツミは、独自で小型6軸力覚センサーの開発を行っているが、対象顧客が使用する環境を想定した各種信頼性試験をロボットアームで高い技術力を持つKailas Roboticsと共同して行うために、今回、覚書を締結した。
今回の取り組みでは、今後ますます需要が高まるロボットアーム先端での繊細な力のコントロールおよび、アームの把持能力向上を目指し、さまざまな環境でテストを重ねることで先進的ロボットアームにおける実用性を向上させ、最終的には早期の市場投入を両社で目指すとしている。