ACSLが事業を展開するドローン市場では、オペレーションの効率化や無人化、脱炭素化やEV化の手段として、ドローンの利用が世界的に広がる一方、地政学的リスクの高まりや不安定な世界情勢などから、経済安全保障やセキュリティへの関心が高まっている。
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ACSLは、国内のドローンメーカーとして、特定の用途に特化した用途特化型機体の量産を行っており、空撮分野においては、セキュアな国産ドローンである小型空撮機体「SOTEN(蒼天)」を展開している。
また、収益性改善を目的とした「選択と集中」として、ACSLの小型空撮機体の強みを活かせる、経済安全保障及び脱中国製品が明確である日本の政府調達に注力する取り組みを進めているという。
ACSLは、防衛省の外局である防衛装備庁が実施した入札に伴い、ACSLの小型空撮機体「SOTEN(蒼天)」を納入する大型案件(以下、本案件)を受注と発表した。
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受注の概要
ACSLは、以下の大型案件を受注した。
受注内容 | 小型空撮機体「SOTEN」 |
受注金額 | 約3.5億円 |
納期 | 2025年12月(予定) |