これにより、日本でのドローン物流ソリューションの促進をするというミッションにおける重要なマイルストンを達成したという。
- Advertisement -
Flight PILOT社が佐世保市高島町と江迎鹿町を結ぶ往復48kmを、約10kgの鮮魚を載せて約20分で輸送した。この実証実験は、エアロダインジャパンが所有すP.W.ORCAを使用して行われたもので、Flight PILOT社がオペレーションを担当し、エアロダインが機体運行に関する技術的知識を提供する形で、両者の共同作業により実施された。
DT3ソリューションの世界最大のプロバイダーであり、45カ国以上でドローン事業を展開するエアロダイン・グループは、2月にP.W. ORCAのメーカーであるフェニックス・ウイングス社(Phoenix Wings GmbH)とグローバル・アライアンス・パートナーシップを締結したことを発表。
ドローン物流に対する共通のビジョンで結ばれた両社は、長年にわたり数多くの実証実験やPOCプロジェクトを実施してきた。
- Advertisement -
この提携により、安全かつ効率的なドローン物流に不可欠なリアルタイム分析、ルート最適化、予測メンテナンスなどを網羅する、Aerodyneのドローン配送向け先進データ技術と、Phoenix Wingsの主力高性能VTOL航空機であるP.W. ORCA(最大積載量15kg、航続距離100km)が統合される。
このVTOLドローンはアジア地域での商用ドローン物流の拡大に向けて設計されたもので、日本はその商用運行に向けた取り組みを進める最初の国の一つに位置付けられている。
エアロダインジャパンは、2月、日本初となるORCAのレベル3目視外飛行許可承認を取得しており、他地域での飛行許可承認とあわせ、全国展開にむけての勢いを増しているという。
世界の中でも厳しいとされる日本の航空局の規制基準を満たすことで、エアロダインは100kmの飛行距離と15kgの積載能力を誇るORCAの比類なき性能と、エアロダインの運行技術の高さを証明できたとしている。
また、この成果は将来の自律型空中輸送への道筋をつけるもので、ドローン物流分野においてもエアロダインがイノベーションの最先端の位置にいることの証左となる。
- Advertisement -
エアロダインジャパンは、ドローン技術と取得されたデータ分析による洞察を統合することで、物流の現場が抱える重要な課題に取り組むことにコミットしている。エアロダインジャパンの革新的なソリューションは、より迅速で信頼性があり、効率性が高く環境負荷が低い配送ネットワークを実現し、従来の物流業務に革命をもたらすとしている。