昨年9月に開催されてInterDroneではプロトタイプも展示
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Vtol機などでおなじみのドローンスタートアップxCraftが「PhoneDrone Ethos」を発表した。同ドローンは、スマートフォンをカメラ、GPS、そしてプロセッサとして利用する。機体はデバイスとBluetoothで接続することで、セルフィーモードなどの自律ミッションを行う。アプリを利用し、ほかのデバイスを使って機体を操作することも可能だ。
xCraftはPhoneDrone Ethosに多くの改良を重ねており、細身で耐久性のあるデザインとなっている。スマートフォンが入るスロットは集中的にテストされ、防水・耐衝撃となっている。さらに持ち運び可能で、デバイスは5.5インチまでであればiOS・Android問わず搭載できる。取り外し可能なミラーを用いることで様々な角度の写真の撮影が可能となる。操縦アプリも改良され、いかなるスマートフォンも飛ばせるという。シンプルなコントロールとディスプレイによって、ユーザーはスマートフォンをリアルタイムに空中で操ることができる。
アイダホ州北部に拠点を置くxCraftは、PhoneDrone Ethosを2017年中に発売を予定し、価格は399ドル(約4万7千円)となるようだ。xCraft社のWebサイトでプリオーダーすると299ドル(約3万5千円)となる。果たしてうまくいくのだろうか?
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xCraftは世界を変えるような、小さくてパワフルな航空機を作るというミッションをもとに2014年に創設された。クラウドファンディングでの成功やABCチャンネルの番組Shark Tankでの歴史的エピソードなどで必要な資金を調達してきた。X PlusOne、PhoneDrone Ethos、時速100マイルのRogue Racer、そして農業やセキュリティ市場向けのx2など、業界を驚かせるデザインを提供してきている。