ラインアップと希望小売価格は以下の通り。
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- DJI Flip:税込66,660円
- DJI Flip(DJI RC 2付属):税込93,390円
- DJI Flip Fly More コンボ(DJI RC 2付属):税込112,750円
249g未満のDJI Flipは、折りたたみ式の全面保護プロペラガードを搭載し、安全で信頼性の高い飛行を実現する。1/1.3インチCMOSセンサーを使用し、ワンタップで印象的な48MP写真や4K動画を撮影できる。DJI Flipは、飛行時のドローン本体や周囲の安全性が大きく向上し、同社は初心者でも簡単に飛行させることができるとしている。
DJIのプロダクト エクスペリエンス ディレクターであるFerdinand Wolf氏は次のようにコメントしている。
Wolf氏:コンシューマー向けカメラドローンの成功を基に、DJI NeoのシンプルさとDJI Miniシリーズの優れた撮影機能を組み合わせたDJI Flipをラインナップに追加することで、空撮映像とクローズアップポートレートの両方を誰でも撮影できるようになりました。
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DJI Flipは、AIトラッキング1やインテリジェント撮影モード1などのクリエイティブツールと、最新の折りたたみ式アームに装備した全面保護プロペラガードや自動ブレーキといった安全機能を組み合わせており、写真やドローンの専門知識のレベルに関係なく、誰でも簡単に素晴らしい空撮映像を撮影できるようにサポートします。
安全で信頼性の高いフライトを実現
DJI Flipは、折りたたみ式の全面保護プロペラガードを搭載し、プロペラ全面をカバーすることで、怪我やドローンへの損傷を防ぎ、安全で信頼性の高い飛行を実現する。
このガードは、軽量で強度のあるカーボンファイバー製で、従来のポリカーボネート素材のガードの1/60の重量でありながら、同等の剛性と耐久性を維持しているという。
ワンプッシュでスマートに空撮
DJI Flipは、ほとんどの国や地域で特別な訓練を必要とせず、飛行手続きが簡単だ。この手のひらサイズのドローンは軽量でコンパクトであり、どこでも撮影をサポートしてくれる。
森の中をハイキングしたり、急な山道を登ったりする際も、DJI Flipを簡単に飛ばすことができる。モードボタンから6種類のスマート撮影モードから選択し、印象的な映像を撮影できる。
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AI被写体トラッキング機能を使用すると、被写体をフレーム内に捉え続ける。6種類のスマート撮影モードは、ドローニー、サークル、ロケット、スポットライト、ヘリックス、ブーメランから選ぶことができる。
スマート機能に対応した強力なカメラを搭載
DJI Flipはハイダイナミックレンジの48MP写真を撮影でき、明暗部のディテールをより豊かに捉える。搭載カメラは1/1.3インチCMOSセンサーを備え、デュアルネイティブISOフュージョン技術、絞りf/1.7、クアッドベイヤー(4-in-1)配列技術を用いた2.4μmのピクセルサイズに対応している。
また、最大4倍ズームで写真を撮影することも可能だ。HDRイメージング、シーン認識などを組み合わせた次世代機能スマートフォトを使用して、鮮やかな画像を実現する。
DJI Flipは、4K/60fpsのHDR動画を撮影でき、現実に忠実な映像を撮影する。また、4K/100fpsでのスローモーション撮影や10bit D-Log Mカラーモードにも対応。
4:3アスペクト比のCMOSセンサーにより、縦向き映像にクロップしたとしても2.7Kの解像度を維持できる十分な余裕があり、スマートフォンでの視聴やソーシャルメディア向けに最適化されているという。
以下のようなインテリジェント撮影機能を搭載しており、プロフェッショナルな品質の作品を簡単に制作する。
- マスターショット:マスターショットを使用すると、DJI Flipは、様々なカメラワークを自動で実行し、複数のクリップを撮影する。そして、音楽、カット、エフェクトを駆使して編集し、素早く簡単にシネマティックな映像を作成できる。
- ハイパーラプス:フリー、サークル、コースロック、ウェイポイントの4種類のモードから選択して、横向きの場合は最大4K、縦向きの場合は最大2.7Kでタイムラプス映像を撮影できる。
- フォーカストラック:フォーカストラックを使って、被写体をフレームに収めながら、クリエイティブに撮影する。このフォーカストラックには、ActiveTrack 4.0、Spotlight 2.0、Point of Interest 3.0の3種類のパワフルで見ごたえのある映像を撮影できる機能が収められている。
- パノラマ:180°、広角、垂直、スフィアから選べ、壮大な風景をパノラマ写真で記録する。
その他の優れた機能
DJI Flip インテリジェント フライトバッテリーを使用すると、最大31分の飛行時間を確保でき、バッテリー残量の心配をせずに撮影を続けることができる。
DJI Flipの3D赤外線検知システムは自動ブレーキに対応し、夜間でも高い安全性を維持できる。DJI RC-N3またはDJI RC 2送信機と組み合わせることで、DJI O4映像伝送を利用でき、最大13km(日本国内では8km)の1080p/60fps映像伝送が可能になる。また、優れた耐干渉性も実現。これにより、遠方の壮大な風景も鮮明な映像で確認できる。
DJI Flipパラレル充電ハブは、2つのバッテリーを同時に充電し、充電時間の大幅短縮を可能にする。DJI Flyアプリを使用すると、映像は最大30MB/sの速度で転送できる。
DJI Flipは、DJI RC-N3またはDJI RC 2送信機で操作できる。また、DJI Flyアプリや音声操作を使用して、送信機を使わずに飛行することも可能。スマートフォンに接続すると、音声を捉えながら、プロペラノイズを自動的にフィルタリングし、ノイズをスマートに低減する。
レビュー
仕様
機体 | 離陸重量 | < 249 g 標準の機体重量(インテリジェント フライトバッテリー、microSDカードを含む) |
サイズ | 折りたたんだ状態:136×62×165 mm(長さ×幅×高さ) 展開時:233×280×79 mm(長さ×幅×高さ) |
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最大上昇速度 | 5 m/s(スポーツモード) 5 m/s(ノーマルモード) 2 m/s(シネモード) |
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最大下降速度 | 5 m/s(スポーツモード) 5 m/s(ノーマルモード) 1.5 m/s(シネモード) |
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最大水平速度 | 海抜ゼロ地点、無風状態: 12 m/s*(スポーツモード) 12 m/s(トラッキングモード) 海抜ゼロ地点、追い風4 m/s、風下方向への飛行時: 16 m/s*(スポーツモード) 12 m/s(トラッキングモード) * スポーツモードで、高度0 mから地上1.5 mの高さまで垂直に上昇する風洞テスト環境下で測定。データはあくまで参考用です。飛行中、カメラビューに表示される通知に常に注意を払ってください。 |
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最大離陸高度 | 3000 m | |
最大飛行時間 | 31分 | |
最大ホバリング時間 | 28分 | |
最大航続距離 | 14 km | |
最大風圧抵抗 | 10.7 m/s(スケール 5) | |
動作環境温度 | -10~40℃ | |
全球測位衛星システム(GNSS) | GPS + Galileo + BeiDou | |
内部ストレージ | 2 GB | |
クラス | C0 (EU) | |
カメラ | イメージセンサー | 1/1.3インチ イメージセンサー |
レンズ | FOV:82.1° 焦点距離(35mm判換算):24 mm 絞り:f/1.7 フォーカス:1 m〜∞ |
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ISO感度 | 動画 ノーマル/スローモーション: 100~6400(ノーマル) 100~1600 (D-Log M) 写真 12 MP:100~6400 48 MP:100~3200 |
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シャッター速度 | 12 MP:1/16000〜2秒(疑似長時間露光は2.5〜8秒) 48 MP:1/8000~2秒 |
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最大静止画サイズ | 48 MP 写真 8064×6048 |
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静止画モード | シングルショット:12 MPおよび48 MP バーストショット: 12 MP、3/5/7フレーム オート露出ブラケット(AEB): 12 MP、3/5/7枚(2/3EVステップ) タイマー: 12 MP、2/3/5/7/10/15/20/30/60秒 |
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写真フォーマット | JPEG DNG/RAW |
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動画解像度 | 4K:3840×2160(24/25/30/48/50/60fps時) FHD:1920×1080(24/25/30/48/50/60/100fps時) 2.7K縦向き撮影:1512×2688(24/25/30fps時) フルHD縦向き撮影:1080×1920(24/25/30fps時) |
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動画フォーマット | MP4 | |
最大動画ビットレート | 150 Mbps | |
対応ファイルシステム | exFAT | |
カラーモード | ノーマル D-Log M |
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デジタルズーム | 4K:3x FHD:4x 2.7K縦向き撮影:3x フルHD縦向き撮影:4x 12 MP写真:3倍 |
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ジンバル | 安定化機構 | 3軸メカニカルジンバル(チルト、ロール、パン) |
機械的可動範囲 | チルト:-130°~+63° ロール:-47°~+47° パン:-30°~+30° |
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操作可能範囲 | チルト:-90°~+35° | |
最大制御速度(チルト) | 100°/秒 | |
角度ぶれ範囲 | ±0.01° | |
検知 | 検知タイプ | 下方:ビジョンセンサー1つと赤外線センサー1つ 前方:3D赤外線検知システム |
前方 | 3D赤外線検知システム 測定範囲:0.3~8 m(反射率10%超) FOV:水平60°、垂直60° |
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下方 | 測定範囲:0.3~8 m(反射率10%超) 高精度ホバリング範囲:0.5〜10 m FOV:水平60°、垂直60° |
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動作環境 | 下方: 拡散反射表面(> 20%)の識別可能な模様のある表面(壁、樹木、人物など)で、適切な明るさ(> 15ルクス)のある状態 |
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映像伝送 | 映像伝送システム | O4 |
ライブビュー品質 | 送信機:最大1080p/60fps | |
動作周波数 | 2.4000~2.4835 GHz 5.1700~5.2500 GHz 5.7250~5.8500 GHz 使用可能な動作周波数は国や地域によって異なります。詳細については、現地の法規制を確認してください。 |
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伝送電力(EIRP) | 2.4 GHz: < 30 dBm (FCC) < 20 dBm(CE/SRRC/MIC(日本)) 5.1 GHz: < 23 dBm (CE) 5.8 GHz: < 33 dBm (FCC) < 14 dBm (CE) < 30 dBm (SRRC) |
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最大伝送距離(障害物、電波干渉のない状態) | FCC:13 km CE:8 km SRRC:8 km MIC(日本):8 km 電波干渉および障害物のない開けた屋外環境で測定。各基準下での最も遠い通信範囲を示しています。実際の飛行時の最大伝送距離は、ドローンの最大航続距離によって制限されます。飛行中は、常にカメラビューに表示されるRTHに関する通知に注意してください。 |
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最大伝送距離(障害物はなく、電波干渉がある状態) | 強い干渉(都市部の景観):約1〜2.5 km 中程度の干渉(郊外の景観):約2.5〜7 km 軽度の干渉(郊外/海辺):約7〜13 km FCCに準拠し、障害物のない一般的な干渉のある環境下での測定値です。このデータはあくまで参考用であり、実際の伝送距離を保証するものではありません。 |
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最大伝送距離(障害物があり、電波干渉がある場合) | 弱い干渉と建物などの障害物がある場合:約0〜0.5 km 弱い干渉と樹木などの障害物がある場合:約0.5〜2 km FCCに準拠し、障害物がある一般的な弱い干渉のある環境下での測定値です。このデータはあくまで参考用であり、実際の伝送距離を保証するものではありません。 |
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最大ダウンロード速度 | DJI O4: DJI RC-N3送信機:10 MB/s DJI RC: 10 MB/s Wi-Fi 5:30 MB/s 2.4 GHzと5.8 GHzの両方の周波数帯の使用が認められた国/地域で、少し電波干渉のあるラボ環境下で測定。ダウンロード速度は、実際の状況によって変わる場合があります。 |
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最低遅延 | 約120 ms 実際の環境条件およびモバイル端末に依存します。 |
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アンテナ | アンテナ×4 (2.4 GHz: 1T2R; 5.2/5.8 GHz: 2T2R) | |
Wi-Fi | プロトコル | 802.11a/b/g/n/ac |
動作周波数 | 2.4000~2.4835 GHz 5.7250~5.850 GHz 使用可能な動作周波数は国や地域によって異なります。詳細については、現地の法規制を確認してください。 |
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伝送電力(EIRP) | 2.4 GHz: < 30 dBm (FCC) < 20 dBm(CE/SRRC/MIC(日本)) 5.8 GHz: < 33 dBm (FCC) < 14 dBm (CE) < 30 dBm (SRRC) |
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有効動作範囲 | 50 m 電波干渉のない開けた環境での測定値です。実際の伝送距離は、操作環境によって異なる場合があります。 |
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Bluetooth | プロトコル | Bluetooth 5.0 |
動作周波数 | 2.4000~2.4835 GHz
使用可能な動作周波数は国や地域によって異なります。詳細については、現地の法規制を確認してください。 |
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伝送電力(EIRP) | <10 dBm | |
バッテリー | 容量 | 3110 mAh |
重量 | 約83.5 g | |
公称電圧 | 7.16 V | |
バッテリータイプ | Li-ion | |
材料 | LiNiMnCoO2 | |
電力量 | 22.3 Wh | |
充電温度範囲 | 5℃~40℃ | |
充電時間 | 機体に搭載時(最大充電電力30 W): 0%から100%:約70分* バッテリー充電ハブを使用してバッテリー 1 個を充電する場合(最大充電電力 48W): バッテリー充電ハブを使用してバッテリー 2 個を並列充電する場合(最大充電電力 65W): * DJI 30W USB-C充電器またはPD協定をサポートし、出力が30 Wを超える充電器を使用してください。 |
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バッテリー充電ハブ | 入力 | 5 V、4.3 A 9 V、4.3 A 12 V、4.3 A 15 V / 4.3 A |
出力電力(蓄電) | 最大45 W | |
出力(充電) | 15 V、2 A 12 V、2 A 9 V、3 A 5 V、3 A |
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定格出力 | 65 W | |
充電タイプ | バッテリー2個を同時または順次充電 | |
互換性 | DJI Flip インテリジェント フライトバッテリー | |
充電器 | 推奨充電器 | DJI 65W ポータブル充電器* USB PD規格対応充電器 * 機体に取り付けられたバッテリーを充電する場合、対応する最大充電電力は30 Wです。 * 2WAY充電ハブに挿入されているバッテリーを充電する場合、対応する最大充電電力は65 Wです。 |
ストレージ | 推奨microSDカード | Kingston CANVAS Go! Plus 64GB U3 A2 V30 microSDXC Kingston CANVAS Go! Plus 128GB U3 A2 V30 microSDXC Kingston CANVAS Go! Plus 256GB U3 A2 V30 microSDXC Kingston CANVAS Go! Plus 512GB U3 A2 V30 microSDXC Lexar Professional 1066x 64GB U3 A2 V30 microSDXC Lexar Professional 1066x 128GB U3 A2 V30 microSDXC Lexar Professional 1066x 256GB U3 A2 V30 microSDXC Lexar Professional 1066x 512GB U3 A2 V30 microSDXC |
DJI RC-N3送信機 | 最大動作時間 | モバイル端末を充電していない場合:3.5時間 モバイル端末を充電している場合:1.5時間 |
動作環境温度 | -10℃~40℃ | |
対応モバイル端末 最大サイズ | 180×86×10 mm(長さ×幅×高さ) | |
アプリ | モバイル端末アプリ | DJI Fly |
OS要件 | iOS 13.0以降 Android 7.0以降 |