Eurosportは世界的ドローンレースシリーズであるDR1 Racingと提携し、ヨーロッパやアジアなどの70ヶ国にレース映像を届けると発表した。初放映として、ロサンゼルスでのDR1 Invitationalを、Eurosport1にて11月に放映した。競技者が複雑な障害物の中、機体をできるだけ速くナビゲートしていくドローンレーシングを放映し、あらゆるプラットフォームでの刺激的なスポーツを拡め、あらゆる層のファンを獲得していくという。
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Eurosportは、世界中の都市を舞台に2017年に行われるDR1 Champions SeriesやDR1 Micro Seriesを含む3つのレースをテレビ放映するとしている。ヨーロッパで訪問者数の多いスポーツウェブサイトEurosport.comでも、Microイベントや特別映像、そしてドローンレーサーのインタビューを公開していく。
また、EurosportはDR1のサブライセンスを(アメリカ以外で)世界的に請け負う。アメリカのTommy “Ummagawd”Tabajia、イギリスのLuke“BanniUK”Bannister、そしてオーストラリアのChad“FinalGlideAUS”Nowakら、ドローンレースを次なるステージへと引き上げている現在のスターパイロットたちだ。DR1 Champion Seriesではこうしたパイロットがチーム対抗でワールドチャンピオンの称号をかけて世界中で戦う。Eurosport CEO Peter Hutton氏は次のようにコメントしている。
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Hutton氏:Eurosportは常にイノベーションに目を向けており、VRであろうが新たな革新的スポーツであろうが、新たな技術はスポーツのファンづくりの大きなドライバーとなる。eSportsの世界的な成長と、DR1がこれを伝統的な競技文化と結びつけたことは、素晴らしいことだ。我々はDR1と共に、Eurosport上でこのエキサイティングなスポーツのツイストやターンをファンに向けて提供できることを楽しみにしている。
また、DR1 Racing創設者であるBrad Foxhoven氏は次のようにコメントしている。
Foxhoven氏:Formula 1、NASCAR、そしてeSportsを組み合わせたようなこのスポーツをEurosportsという巨大なプラットフォームで提供できることを嬉しく思う。Eurosportsはただドローンレーシングをチャンネルで配信するだけでなく、デジタルやソーシャルプラットフォームを通じてスポーツの成長にも貢献してくれる意欲を見せてくれた。ドローンレーシングは、イノベーションの観点からも、より高いパフォーマンスという観点からも、可能性は無限だ。