KDDIは「MUGENLABO UNIVERSE」を通じて、本取り組みにより構築されるシミュレーション環境の利用者の拡大や物理現象の計算に利用するコンピュータリソースの提供、本取り組みの事業化に対する経済的な支援などを支援する。
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なお、KDDIは2024年9月、MUGENLABO UNIVERSEに参画する企業を代表して、東京都の「グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業(以下、TIB CATAPULT)」の参画事業者に採択された。「MUGENLABO UNIVERSE」運営に関して、東京都からネットワーク面や資金面などの支援を受けながら、スタートアップの新規商材開発・事業成長に貢献するという。
本取り組みについて
スペースデータは、デジタル技術で宇宙をインターネットのように身近にすることで、誰もが宇宙開発に参加できる未来を目指し、国際宇宙ステーション(ISS)の3Dモデルや実際のISS船内の環境をデジタル上に再現した「バーチャル国際宇宙ステーション(ISS)」などを開発している。
ギャラクシーズは、極めて現実に近い仮想現実の中で豊かな社会活動を実現するために必要な技術の開発に取り組んでいる。
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本取り組みでは、スペースデータが開発する「バーチャル国際宇宙ステーション(ISS)」や「太陽系デジタルツイン」と、ギャラクシーズが保有する物理シミュレーション技術を統合し、宇宙環境や物理現象を高精度に再現する。
スペースデータはシミュレーション環境を全世界に提供することで、宇宙産業への参加ハードルを大幅に下げ、さまざまな産業の宇宙事業への参入促進を目指すとしている。
MUGENLABO UNIVERSEについて
MUGENLABO UNIVERSEは、スタートアップと大企業などによる宇宙事業の共創や、宇宙技術を活用した地上の課題解決を目指すプログラムだ。
多様な実証環境や企業間のマッチング機会の提供、宇宙領域の有識者によるナレッジシェアなど、企業が宇宙を活用した事業創出に挑戦しやすい環境を整備する。
東京都の協定事業「TIB CATAPULT」を活用し、スタートアップの事業成長と企業価値向上に対する支援をより強化するという。